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JNOチェロカルテット CDリリース及び特別コンサート開催のお知らせ

2025年11月14日(金)

Japan National Orchestra(JNO)のチェリスト、森田啓介、水野優也、香月麗、佐々木賢二の4名が「JNO Cello Quartet」を結成し、兼ねてよりあたためてきたクリスマス企画として、初のCDを2025年12月にリリースいたします。
本作には、4人による息の合ったアンサンブルを収録。クラシックの技術と感性を活かしながら、誰もが親しみやすいクリスマス・ソングを、チェロならではの豊かな響きで丁寧に表現しています。編曲はJNOヴァイオリニスト石原悠企を中心に、メンバー自身も一部を手がけており、温もりと深みが随所に感じられる仕上がりです。4人の仲の良さと演奏の楽しさが音に表れており、聴く人の心を包み込むような一枚となっています。

CDタイトル
『Carol of the Cello』

12月初旬発売

収録曲:
①Jingle bells(Arr. Yuki Ishihara)
②Angels we have heard on high(Arr. Urara Katsuki & Yuki Ishihara)
③It’s beginning to look a lot like Christmas(Arr. Kenji Sasaki & Yuki Ishihara)
④Jesus bleibet meine Freude(Arr. Yuki Ishihara)
⑤Winter wonderland(Arr. Yuya Mizuno & Yuki Ishihara)
⑥Sleigh ride(Arr. Yuki Ishihara)
⑦The first Noel(Arr. Keisuke Morita & Yuki Ishihara)
⑧Carol of the bells(Arr. Yuki Ishihara)
⑨Have yourself a merry little Christmas(Arr. Yuki Ishihara)

※CDの発売情報につきましては、詳細が決まり次第、改めてご案内いたします。

<YouTubeにて公開中>

また、CDの発売を記念して、JNOチェロカルテットによる「クリスマス特別コンサート」を開催いたします。

コンサート
【反田恭平プロデュース JNO室内楽シリーズ2025
チェロ・カルテット × JNO Chamber Colors クリスマス特別コンサート】

奈良公演:2025年12月15日(月)19:00開演|なら100年会館 中ホール
東京公演:2025年12月22日(月)19:00開演|浜離宮朝日ホール
名古屋公演:2025年12月23日(火)19:00開演|電気文化会館 ザ・コンサートホール

チケット:
全席指定(税込)
ペア券:12,000円(サイン入りCD付、当日会場にて引き換え)
一般:  5,000円
U30:  2,000円

メンバープロフィール
森田啓介
品のよい透明感ある音色と豊かな抒情性を兼ね備えたチェリスト。高校2年生で日本学生音楽コンクールおよび全日本音楽コンクールを史上初めて同年に制す。ルーマニア国際音楽コンクール・グランプリ、国際チェロコンクール「エマニュエル・フォイアマン大賞」特別賞、全ドイツ音楽大学コンクール・アーノルド財団賞、青山音楽賞新人賞、日本ショパン協会賞。ソリストとしてベルギー・ワロニー王立室内管弦楽団、ハンガリー・サヴァリア交響楽団、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団と共演。東京・春・音楽祭、都民フェスティバルに出演。桐朋学園大学、ザール音楽大学、ハノーファー音楽大学大学院をそれぞれ首席で卒業。現在はリューベック音楽大学国家演奏家資格課程に在籍。関西ゆかりの楽師の家系で、篳篥奏者の東儀俊慰(としやす)を高祖父に持つ。京都市交響楽団特別首席チェロ奏者。(公財)明治安田クオリティオブライフ文化財団海外音楽研修生。Japan National Orchestraコアメンバー

水野優也
第76回プラハの春国際音楽コンクール・チェロ部門にて、アジア人として初の優勝を果たし、あわせて4つの特別賞を受賞。第89回日本音楽コンクール第1位、岩谷賞(聴衆賞)、黒栁賞、徳永賞、そして全部門を通じて最も印象的な演奏に贈られる増沢賞を受賞。第13回東京音楽コンクール第1位および聴衆賞、2024年エンリコ・マイナルディコンクール第1位など、国内外の主要コンクールで高い評価を得る。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コースを特待生として修了後、リスト音楽院にてミクローシュ・ペレーニに、モーツァルテウム大学にてクレメンス・ハーゲンに師事。 2023年、NOVA Recordより「水野優也×反田恭平 コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ&ショパン:チェロ・ソナタ」でCDデビュー。
使用楽器は、1710年製 PIETRO GIACOMO ROGERI(公益財団法人サントリー芸術財団)、弓はF.TOURTE住野泰士コレクション)を、それぞれ貸与されている。 Japan National Orchestraコアメンバー

香月麗
スイス、シオンからパリに居を移し研鑽を続ける。ソリストとして活躍する他、 アンサンブルでも共演者の音に鋭敏に反応し、音楽の喜びを余すところなく表現しうるオールラウンドプレイヤーと評される。2023年紀尾井ホールにてリサイタルデビューを飾る。2026年度東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」出演。東京・春・音楽祭、宮崎国際音楽祭等国内はもとより、海外の音楽祭にも活動の場を広げる。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース在学中、弱冠20歳で日本音楽コンクール第1位、徳永賞、E.ナカミチ賞受賞。ソリストとして、東フィル、名フィル、他と共演。複数の財団に奨学助成を受け、ローザンヌ高等音楽院、パリ国立高等音楽院第 2 課程を卒業。現在同音楽院室内楽科にて上田晴子、ルイ・ロッド両氏に師事。チェロを故久保田顕、倉田澄子、グザヴィエ・フィリップ、エマニュエル・ベルトラン各氏に師事。Japan National Orchestra コアメンバー。

佐々木賢二
16歳で単身渡米し、インターロッケンアーツアカデミー、イーストマン音楽院を卒業。
クリーヴランド音楽院修士課程修了。スズキ・メソード全巻指導資格を取得。アスペン音楽祭、ナショナルレパートリーオーケストラ、PMFに全額奨学金で参加。ヨーヨー・マ、ダニール・トリフォノフらと共演し、リッカルド・ムーティ、レナード・スラットキンらの指揮のもと首席奏者として演奏。ファイアーランドシンフォニー、シビックオーケストラ・オブ・シカゴでも首席を務めた。NHK-FM「リサイタル・パッシオ」出演。兵庫芸術文化センター管弦楽団ではフォアシュピーラー、現在はアフィリエイトプレーヤーとして運営も支援。2025年4月より京都市立芸術大学非常勤講師。Japan National Orchestraのコアメンバー

編曲
石原悠企
読売日本交響楽団 首席第2ヴァイオリン奏者。ベルリン芸術大学ヴァイオリン科学士課程・修士課程を共に最高点で修了した後、同大学 指揮科に在籍。2019~21年、バイエルン放送交響楽団オーケストラ・アカデミーに在籍。第9回スウェーデン国際デュオ・コンクール第1位、第2回 ベートーヴェン国際室内楽コンクール特別賞他、国内外のコンクールにて多数入賞。また、10歳より作曲を学び、作編曲家としても多数の演奏家や団体との共演や音楽制作に携わっている。Japan National Orchestra コアメンバー。